スマホの予約に左右されるアルプス電気の設備投資

アルプス電気は、様々な電子部品を製造する有名メーカーとなっています。アルプス電気ではとくに金属の精密加工に強みを持っているために、自動車関連の売上げが6割を占めています。しかし、自動車関連の売上げは比較的安定をしていることから、近年はスマートフォン向けの電子部品の売上げによって、企業の業績が左右される面が強くなっています。スマートフォン向けの電子部品としては、タッチパネルやアクチュエーターの生産が増えています。スマートフォン向けの電子部品については、今後も需要が高まるとして設備投資を強化しています。しかし、近年のスマートフォン業界では、一部で従来にはない異変が出てきています。アメリカの最大手のスマートフォン会社では最新の機種の予約が想定よりも少なく、その後の販売も伸びなかったことから、今年に入ってから生産工場へ減産をするように指示が出ています。そうした環境があることから、アルプス電気の株価も大きく調整する局面が起こっています。現在のアルプス電気は、大手のスマートフォン会社の関連株と言われるほどになっており、スマートフォンの減産の影響は大きくなっています。しかし、アメリカの最大手のスマートフォン会社では、今年にも新たな機種を発売する可能性が高くなっています。したがって、次世代機のスマートフォンの予約が多く入るかどうかで、アルプス電気の株価は大きく動いていくことが予想されます。次世代のスマートフォンで今までになかった機能やサービスが追加された場合には、販売を大きく伸ばすことも期待できます。次世代のスマートフォンの販売が好調となった時には、現在行っているアルプス電気の設備投資が報われる状況になると考えられます。